2011年02月23日
ばあちゃんとご詠歌
今日は午前中に張り切りすぎたせいで、
午後からは体から根っこが生えてしまったかと思うくらい
体が重くなってダウンしてしまいました。
しかし、
今日は夕方から実家にお坊さんが来られることになっていたので、
2時間ほど横になって休んで、
ふら~ふらしながら実家へと行きました。
実家へ着くとすでにお経が始まっていて、
私はばあちゃん(90歳)の後ろらへんに座ることに。
そして、お坊さんがご詠歌を唱えはじめ、
「声がのびやかで歌がうまいなぁ~」な~んて思って聞いて矢先、
ばぁちゃんが突然
「もっと高う言うてくんしゃい!」と言い出した

若いころずっとご詠歌を習ってきたばあちゃんは
一緒にお唱えしたかったようだけど、聞こえなくてついていけなかったらしい。
でも、普通に大きな声に聞こえるよ(^^;
そこで優しかったのがお坊さんで、
「え?聞こえんやったですか?
今、〇〇〇ば詠みよるですよ。じゃ、初めからまた始めましょうか?」
と、また最初から始めてくださいました。
そしたら、ばあちゃんの声がいつもに増して元気がよくて、
大きな声で伸びもいい。
でも、かなりのスローペース(笑)
お坊さんのペースが狂いそう

さすがにお坊さんも
節々の歌いだしをばあちゃんに合わせてくれて
なんとかばあちゃんも気持ちよくご詠歌を詠むことができました。
そして最後はさらに
「後ろで一緒に唱えてくれらしたけん、唱えごたえがありました

と言ってくださってとても和みました。
私たち姉妹は
仏様の前で申し訳ないけど、
ご詠歌の間、涙が出てきそうなくらい笑いが止まらなくて

ばあちゃん、お客さんの時はやっぱり補聴器ばしとかんばね!
今日はばあちゃんに笑わせてもらって、
私の疲れもちょっと吹っ飛んだみたいです。
Posted by あっぷるみんと at 22:51 | Comments(0) | 家族